新規開拓における悩み

新規開拓において様々な悩みがあるかと思います。

その代表的なものとして

• 断られてばかりでうまくいかない
• 大切なことは十分認識しているが疎かになる
• 結果が出ないのでやりがいを感じられない

ということがあるかと思います。

 

 

ではその対応方法について考えてみましょう！

 

断られてばかりでうまくいかない

人は自分の提案に対して断られることに対し

とても嫌な思いをします。

例えば、好きな異性に告白しフラれてしまった…

こんな経験はつらいものですよね？

 

新規開拓も同じことで

ほぼ相手から断られることから始まるため

つらく感じてしまうのです。

そのため、何度も何度も断られることに対して

（何度もフラれるってホントにつらいですよね）

だんだんと自分自身に自信をなくし

断られることに恐怖感を覚え

人に会うのにとても抵抗感を

覚えていくものです。

 

この「断られたら嫌だ」と恐怖の感情を

マインドセットし

断られることはつらくない

当たり前だと思えることで

断られることが嫌ではなくなります。

 

具体的には

あまりルックスは良いとは言えないが

いつも美人の彼女がいるモテモテ男子って

結構いますよね？

彼らはなぜモテるのかというと

自分が好きな女性に対して全く抵抗を感じず

とにかくどんどん口説くからなんですよね。

 

フラれることに対して全く抵抗感がありません。

フラれたら次のターゲットにチャレンジする。

フラれることは当たり前のことだと

最初から気にしていません。

 

恋愛ならわかるけど

ビジネスは違うんじゃないかと…

あなたはそんな風に思いましたか？

では、新規開拓において、断られることは

なぜ嫌だと感じるものなのでしょうか?

 

 

 

それは見込み客のお客様に会いに行く目的が

• 自分の話を聞いて欲しい
• 自社の商品を説明させて欲しい
• 自社の商品やサービスを買って欲しい

というような相手を探しに行っているからです。

 

ところが、相手は聞きたくもない説明や欲しくもない

商品やサービスなど全く興味が無いため

当然「要らないよ」と断るのは当然です。

 

 

100件の電話をしてアポイントに応じてくれる

相手が2件しかなかった場合には

自分は98人に否定されたと認識するわけです。

 

 

この否定は、営業マンそのものを否定している

という訳ではなく

その人が提案する商品やサービスを要らない

と言っているだけなのです。

 

 

そこで視点を180度変え

「今日は100件の人に断られる活動をしよう」

と考えれば「否定」されることが目的となり

断られても何も感じなくなるものです。

 

私自身も新規開拓で心が折れそうになった時に

この方法を学ぶことで

活動量を増やすことに成功しました。

 

新規開拓とは断られること

とマインドセットすることが大事なポイントです。

重要さを認識しているがおろそかになってしまう

 

営業マンなら新規開拓の重要性は

誰もが知っているのに

なぜおろそかになってしまうでしょうか?

 

それは新規開拓はとても時間がかかる仕事だからです。

 

上司もその事は認識しているにもかかわらず

どうしてもすぐに結果を求めてしまうので

時間がかかる新規開拓を疎かにしてしまいがちに

なってしまうのが現状でしょうか。

 

つまり

上司は新規開拓は時間がかかるものと再認識し

部下に徹底的に行動させることが大切です。

 

 

新規開拓をする上での3つのポイント

 

①新規開拓活動を日常化する

上司は部下の1日の行動計画の中に必ず新規開拓の

時間を設けさせます。そしてその目標を部下と共有し

進捗状況の把握に努めます。

②部下が外出する際、また帰社した際必ず声掛けする

新規開拓は時間がかかりすぐに結果が出ません。

すなわちとても地味で大変な仕事です。

その大変な仕事にねぎらいの言葉をかける事は

とても大切です。

 

 

部下が会社を出る際には、

行ってらっしゃい

 

部下が帰社した際には、

お帰りなさい今日はどうだった?

 

たったこの一言でいいので声掛けをしてください。

この繰り返しで部下はこの地味で嫌な仕事を

ルーティン化することができるようになります。

③進捗状況を見える化する

新規開拓はなかなか結果が出ない地味な仕事です。

そのため、アプローチしている顧客ごとに

今どの段階にきているのかを

正確に把握する必要があります。

 

そこで顧客ごとのアプローチ状況管理リストを作成し

部下と一緒に共有していきます。

 

このリストを共有化することで、部下の行動の

改善点やうまくいってる点が視覚化され

部下への指摘が的確なものになります。 

やりがいを感じられない

人は誰かに認められたいという

強い承認欲求があります。

 

特にこの結果の出にくい新規開拓活動については

その行動について、上司であるあなたが部下に対し

強く承認してあげる必要があります。

 

このことにより、時間がかかり結果が出にくい

この新規開拓活動に対し部下がやりがいを感じ

明日への活力となっていくのです。

 

上司はこのことを常に意識し

部下を心から労う思いやりが最も大切です。

まとめ

新規開拓営業は、結果が出にくい仕事です。

人間は人から承認されたい、人に貢献したい

この欲求を強く持っているものですが

新規開拓営業はこれが満たされ難い仕事になります。

それ故上司であるあなたが、常に部下をねぎらい

叱咤激励し、部下の行動を褒めることが

何より重要です。

 

新規開拓においてテクニックありません。

上司であるあなたが

部下の頑張りをいかに評価して

彼らのやる気に火をつけることができるか。

この事に尽きると思います。

 

以上参考になれば幸いです。

この件に関してご意見・ご質問があれば

お問い合わせ下さい！

最後までお読みいただき

誠にありがとうございました。