初めての飛び込み訪問
なぜ私が組織コンサルタントになろうと思ったのか?
私は今から15年前にAIU保険会社(現AIG損害保険株式会社)
の新規法人開拓部隊に転職しました。
その時から「新規法人開拓」の関してありとあらゆる手法・手段を使って実績を挙げ今に至ります。
新規開拓に悩む方々の何か一つでもヒントになれば、と思い文章を記載致します。
前職はホンダディーラーの営業マン。
その時にはBtoCの営業であり、ショールームに来店されるお客様に接客し
アンケートのご記入の後、ご自宅に訪問するというスタイルでした。
いわゆる反響営業というやつですね!
当時他社(トヨタさんや日産さん)では、営業マンごとに担当地域が決まっていて
基本はその地機内にしか販売できないスタイルに対し
ホンダでは、そのような営業スタイルを取らずに
TVCMや新聞折込チラシをご覧になってお客様がショールームにご来店され
その反響営業を行うスタイルを取っていたため
私は飛び込み・テレアポのような経験は一度もありませんでした。
AIUではどのような営業スタイルかと言えば…
外資系会社の洗練された最先端の営業手法で顧客を開拓するイメージですよね?
ところが、そこでの手法はテレアポ・飛び込み訪問といった「ベタ」な営業スタイルで
法人の新規開拓を行うものだったため、かなりの苦労を強いられました。
入社後約3週間の座学研修の後、フィールドトレーニングと称する飛び込み営業が始まります。
初日は生憎の雨模様だったのですが
あまりの緊張で初めて飛び込んだ会社の傘立てに傘を残したままにしてしまい
その後コンビニで傘を買う羽目になったことを今でも鮮明に覚えています。
その後30件ほどの飛び込みをした結果、頂けた名刺の数はわずか2枚。
あまりの厳しい現実に心が折れそうになりながら会社に戻って行きました。
頭の中では理解していても、現実に直面しないと分からないことは多いものです。
飛び込み初日で、「俺はこの仕事を続けられるのか?」と不安で一杯になったことを覚えています。
そんな不安をどうやって払拭して頑張れたのか?
そんな話を明日以降でお伝えして参ります。